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水神様と飯豊皇女(その5)

奇跡の復活劇を見せた飯豊皇女(いいとよのひめみこ)ですが、なぜ短期間で日本を統一するほどの力を得たのでしょうか。

一つは、糸魚川でとれる翡翠です。当時の重要な交易品である翡翠の財力があったため、飯豊青尊(いいとよのあおのみこと)という呼称も残されています。そして最も重要なのが、蘇我氏が日本の歴史に登場するのが飯豊皇女と同時期であるということに注意すべきです。おそらく、財力はあるが武力に不安をもつ飯豊皇女と、中央進出を狙っていた蘇我氏の利害が一致したのでしょう。

地方の豪族が、争いを繰り返していた状態から統一政権をつくったのは、飯豊皇女と蘇我氏の連繋です。日の本、日本という呼称は、この頃から使用されていることを考えれば、日本の歴史は、飯豊皇女と蘇我氏から始まったといえるでしょう。

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  • Author:tsukiji-okami