お知らせ

「アイテム」を作る、仲卸の仕事。

「日本では生鮮食品のアイテムが多すぎて、とてもついて行けない。」これは、フランス国内で75%のシェアを誇るカルフールが、日本から撤退した時の発言です。

この日本のアイテムの多様性こそが、仲卸の存在意義と卸売市場の大切さを物語っています。「大間のマグロ」とは、元々存在していたわけではなく、目利きが毎日値段を付けることを繰り返すことで生み出されてきたアイテムです。卸売市場とは、アイテムが生まれる場であり、文化が生まれる場でもあります。

日本のアイテムの多様性とは、日本の食の多様性と同じことです。日本人は、季節ごとにその地域で採れる旬の食材を、鮮度のいい状態で食べることを大切にしてきました。言ってみれば、日本の食文化が卸売市場と、仲卸などの、中間で働く人達を生み出してきました。世界的企業を撤退させたのは、日本の文化です。もう一度日本の文化に注目することで、グローバルスタンダードの問題を解決する手がかりが見えてくると思います。

  • Category:
  • Author:tsukiji-okami