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魚河岸水神社の奉る、弥都波能売命は黒姫山とつながる。

魚河岸水神社の神様である、弥都波能売命(みつはのめのみこと)は、日本書紀や古事記では雨乞いの神様、あるいは雨を止める神様、田んぼの引き水をする農耕の神様とされています。しかし、森孫右衛門は大市場交易神として弥都波能売命を奉っています。なぜ交易神なのでしょうか?

柏崎市の黒姫山にある鵜川神社では、興味深い言い伝えが残されています。

そこには、弥都波能売命を、多くの鵜が翼を並べて先導して、北海の海を渡ってきた神様である。とされています。さらに、糸魚川市の黒姫神社では奴奈河姫(ぬなかわひめ)と弥都波能売依命を同じ神様として奉っています。

東北大学の河野教授が、1983年に糸魚川市を翡翠(ひすい)の古代からの産地であることを確定しました。黒姫山のふもとにある糸魚川市は、かつて奴奈河姫の領地であったと考えられています。翡翠は縄文時代から交易品として日本全国から発見されています。ここで、奴奈河姫と交易が結びつくことになります。

水神様の弥都波能売命は、翡翠の女神様であり、交易の神様でもあるということになります。

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  • Author:tsukiji-okami