お知らせ

卸売市場法改定で解禁される第三者販売とは何か

東北地区、水産物卸組合連合会からのお知らせです。

第三者販売とは、現実を見れば明らかなように、地位の利用などでそのバイイングパワーの行使を問題視されている多国籍大企業である大手スーパーなどの「要請」によって行われている不当な行為です。「卸売市場の公正な価格形成システム」をすり抜ける行為です。

この結果がもたらす将来を想像してみましょう。

需給による価格形成システムが破壊されてしまった「卸売市場」において、荷受である「卸売業者」を真ん中に、一方には、「出来るだけ高く売りたい農業・水産生産者(漁師やお百姓さん)」、もう一方には「卸売業者に絶大なバイイングパワーを持つ多国籍大企業でもある巨大スーパー」

この状況で、政府の語る「生産者のより高い価格による販売」なるものが、可能なのでしょうか。実質的には、買い叩きがおこる可能性の方が高いでしょう。

卸売市場を経由している国産の農産物は8割超えであり、水産物でも6割を超えていますから、政府案の言う「新卸売市場システム」を通ずることによって引き起こされるのは、「国産生鮮食料品の価格決定権を一部の企業が独占する」という事態です。

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  • Author:tsukiji-okami