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交易の神、エビス様

文化人類学の成果で、社会内部で生産力が高まれば富や貯蓄が増えると考えるのは誤りだ。とする説があります。近代以前の社会において、生産力の高まりにおいて生まれた財は、使い尽くすことが前提となっています。お祭りがあるのもこの為です。

ですから、社会が財で太っていくことがあるならば、対外交易によって異なる共同体からもたらされる。ということができます。したがって、財や富を象徴的に表す場合、異世界の存在にそれが託されることになります。東北地方の「座敷わらし」等はそのもっとも有名なものです。

古墳時代から日本に増え始めた富は、外部からもたらされたと仮定することもできます。富は外部から交易によってやってきます。(エビス様には、「外部」という意味もあります。)

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  • Author:tsukiji-okami