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石井妙子さんの、小池百合子氏の評価。

石井妙子さんの結論です。

「小池百合子という人物から伝わってくるのは、強烈な餓鬼感と焦燥感である。この人には心から安らげる時間があまりにも少なかったのだろうか。

権力欲が強いという批判をずいぶんと耳にしたが、私には敗者には絶対になりたくないという不安によるものと感じられた。だから上だけを見る。下を見ると転落してしまいそうな恐怖にかられるのではないか。

表面的なものだけを強みに生きてしまった。支える柱は脆弱なのに高みを求め続けた。それを可能にしたのは彼女が女性だったからなのか。あるいは、今の社会が本質よりも、うわべを重視するからなのか。

いつ政界を去ってもいいという覚悟を持って、これだけはやりたいというものに命をかけて挑むならば、また、風は吹くのかもしれない。だが、この人の中にそういったものが芽生えるのか。落花の末を、見つめたい。」

文藝春秋創刊95周年特別号、石井妙子さんの「女たちが見た小池百合子失敗の本質」をもとに構成しています。石井さん、ありがとうございました。

 

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  • Author:tsukiji-okami