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レヴィ·ストロース氏の目指したもの

19世紀から20世紀半ばに至るまでの、西欧の哲学や政治思想は、西欧以外の未開社会を同じことを繰り返しているだけの劣ったものとして、否定的な評価しか与えませんでした。

しかし、レヴィ·ストロース氏は、進歩、発展という一見合理的に見える思想が、実際には、自分自身の内部に閉じこもった西欧の神話であることを見抜いていました。つまり西欧的世界が自分自身の中に自閉して、その自閉的な意識を表現しているのが、進歩、発展という考えだということです。

未開社会の野生の思考と、西欧の進歩、発展という2つの世界の矛盾を調和させようとして、一定の成功を納めているように見える国がある。それが日本である。そんな風に考えていたかもしれません。

グローバル社会の行き詰まりは、西欧の進歩、発展という考えの行き詰まりです。この問題に対する答えは、実は日本の歴史の中にあるのかもしれません。

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  • Author:tsukiji-okami