お知らせ

現代でも活きている「自然の人間化」

レヴィ·ストロース氏の言う「自然の人間化」は、日本文化の本質に関わる大きな主題です。これは、高級な芸術からB級文化に至るまで、日本文化に共通した性格であり、いろいろな局面で自然と人間のインターフェイスをつくり出しています。

中沢新一先生によれば、子供に人気のポケットモンスターなども作品中のキャラクター自身が「自然を人間化」するという主題に取り組んでいるそうです。(ポケモンの神話学)さらに、「ゆるキャラ」も怪しいと言っています。

「「ゆるキャラ」は、梨であったり、熊であったりと、動植物の精霊が人間の世界に入り込んできた世界です。こういう自然力のモンスターをどのようにして人間界に取り込むかということに、日本人は異常な熱意をもってとり組み、他の民族が真似のできない才能を発揮します。しかも面白い事にこういう「ゆるキャラ」が、各地の市町村の「トーテム」になっています。レヴィ·ストロースならずとも、日本は本当に近代化された技術大国なのかと、驚きを持ってしまいます。」

  • Category:
  • Author:tsukiji-okami