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レビ·ストロースから見た日本料理

世界的な人類学者であるレビ·ストロース氏から見た日本料理です。

レビ·ストロース氏は、日本料理を「感性のデカルト主義」と呼びます。デカルトとは、概念によって思考に分割的秩序を導入し、近代科学の枠組みを確立した哲学者ですが、日本人は感性や美意識の領域で分割をすると言います。日本料理では、刺身など自然の素材をなるべくそのままの状態で並べ、他の材料と混ざらないようにします。味が混ざりあうことを嫌い、混ぜ合わせは食べる人が口の中で行います。ここが、材料を最初から混ぜ合わせるのを好むフランス料理や中華料理と大きく異なる点だそうです。

料理とは、自然の物を、どうやってその国独自の文化に入れているのかを見るのに、格好の材料だと思います。

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  • Author:tsukiji-okami