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東京都の公共事業

伊東豊雄さんのインタビューです。

「新国立競技場建設のザハ案というのは、予算うんぬんではなくて、経済以外の何物でもない建築があそこに建ってしまうことを、国民が本能的に嫌だなと思ったのではないですか?散歩をしてると「あれ、やめさせてください。」と声をかけられたこともありましたよ。結局ザハ案は白紙撤回されて、それならばもともとあった国立競技場を改修すればいいじゃないかと、私自身も改修案をつくりました。

それなのに、なぜ壊さなくてはならないのか?という議論もされないままで、まず壊してしまう。政治主導というか、知性に欠ける美しくないやり方です。出直しのコンペでもきちんとした審査員の講評すらされないまま 物事が決まっていく。日本は、まっとうな建築の建つ国なのだろうかと思わざるをえません。」

現在始まった、築地市場改修検討会議では、仲卸しは入っていません。築地市場関係者は、まったくかやの外です。東京都は80年以上続いた築地市場の歴史を何だと思っているのでしょうか。政府の方針も、都の方針も大きくズレているのではないでしょうか?政府や都にとって、まっとうな事は何か?日本にとって、まっとうな事は何か?それを問い続けることにしか解答はないのではないでしょうか。  

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  • Author:tsukiji-okami