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レジス·アルノーさんの語る波除神社

レジス·アルノーさんの語る波除神社です。「築地市場は、日本人と自然の繋がりを思い起こさせてくれる。この地域にある波除神社は、漁師ではなく海の生物のために作られたおそらく世界でも唯一の寺院である。築地市場で働く人はここに参拝して、日々の商行為の犠牲となった魚介類のための供養碑えを建て、魚介の諸霊を供養する。これは、先進国のなかでも類例のないものだが、日本がアニミズムと同時に新しい要素の両方を併せ持っていることが現れている。

それゆえに、築地市場移転というのは、よく言っても経済·文化における悲劇であり、悪く言えば世界規模の冒涜行為なのだ。だからこそ、この件は国にとっても極めて重要であり、食文化に携わる人々もこの移転を犯罪だと言っているのである。」

波除神社は、江戸時代の埋め立て工場が難航している際に偶然見つかった稲荷大神の御神体を奉ったのが最初で、その後工事がはかどったことから、災難を除く神社として続いて来ました。魚介の供養をする供養碑は、境内に活魚塚、あんこう塚、海老塚等があります。

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  • Author:tsukiji-okami