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規制の必要性

シンポジウムで、中澤誠氏は、卸売り市場法の大切さを、訴えていました。卸売り市場法や、食糧管理法等は、1918年の米騒動から、つくられたものです。では、1918年の米騒動とは、どのようなものだったのでしょうか。

当時、第一次世界対戦による好景気で、都市部への人工の増加、工場労働者の増加がありました。さらに、日本人の主食も好景気により、麦やひえ、から白米に変化してきていました。そんな中、農業から都市部への人工の流出で米の生産量は減り、さらに第一次世界対戦の影響で米の輸入量も減少していました。この結果、米価格が高騰します。この事に目をつけた地主や商人は、米を投機対象とし、売り惜しみや買い占めが発生し始めました。その後、1912年に米殼法が公布施行され、後に食糧管理法に繋がっていきます。食糧管理法の目的とは、食糧の需給と価格の安定です。

1995年には、食糧管理法は、食糧事情の変化や輸入品の拡大、アメリカからの圧力等により、廃止されていますが、食料を投機対象とし売り惜しみや買い占めに対する規制をかけるものであった事は、評価出来るのではないでしょうか。

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  • Author:tsukiji-okami