お知らせ

新自由主義に負けない為に

1980年代からアメリカを襲ったグローバリゼーションの波は、まずアメリカの中小企業を弱体化させました。グローバル化による生産拠点の海外移転で、労働組合は力を失い、小売店を守る規制が撤廃されたことで、大手流通資本が市場を支配するようになります。そして、政治家は富裕層と大企業とウォール街の言うことばかり聞くようになりました。今、日本はこの流れに入ってしまいそうなのが、現状です。

しかし、フランスの人類学者のエマニエル·トッド氏は、国内産業を守る保護主義を提唱します。トッド氏が例を挙げるのが、150年前のドイツの宰相ビスマルクによる保護主義です。当時ドイツは産業革命で勢いずくイギリスの輸入品で、国内産業が衰退していました。そこでビスマルクは、イギリスからの輸入品に高い関税をかけます。このお陰で、国内産業は復活して、国内の景気も良くなり、逆説的ですが、各国との貿易も増えました。国内産業を守る事は、鎖国とは違います。自由貿易と、国内産業を守る事は両立出来るのではないでしょうか?トッド氏の語る保護主義は、大きな可能性を感じます。築地市場の将来を考える上でも、参考になると思います。

追記、かおたんさん、シンポジウムの視聴有り難うございました。中沢新一先生の話はやっぱり凄かったですね。築地市場に、魚買いにきたら女将さん会に声をかけて下さい。(笑)

のらねこさん、こちらも感謝の気持ちで一杯です。今回は、仕事でシンポジウム遅れてしまったので、次は必ずお会いしましょう❕

 

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  • Author:tsukiji-okami