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田蓑神社と佃島の漁民

佃島の漁民が、江戸に出て自分達の信仰のために建てたのが月島にある住吉神社です。しかし、佃島の漁民が摂津の佃島(大坂)にいた頃に信仰していたのは、田蓑神社でした。系列は住吉大社です。田蓑神社には不思議な言い伝えが残されています。14代仲哀天皇の死後、政事を執り行った妻の神功皇后が、住吉大神のお告げにより、三韓征伐で、朝鮮半島に出兵しました。無事に戦果をあげ、その帰りに摂津(大坂)の佃島にたち寄ったところ、海士(あま)が白魚を献上したので、神功皇后は海士を奉りました。その600年ほど後に、この地を開拓する時、再びこの海士が現れ、「神功皇后の御船の鬼板を伝え守って、住吉大神をお奉りせよ」と申され、それがきっかけで田蓑神社は、869年に創建、住吉大神と神功皇后をお奉りしたのが始まりとなりました。

住吉大社は、神道でのみそぎ払いの神様です。それに海上の安全を守る航海安全の神様でもあります。しかし、神功皇后を奉っているのが不思議な所です。そこに、佃島の漁民の秘密が隠されているかも知れません。

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  • Author:tsukiji-okami