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エマニュエル-トッド氏が語る保護主義

自由経済、自由貿易礼讚の風潮が高まる中、保護主義は常に批判の的ですが、フランスの人類学者のエマニュエル-トッド氏はグローバル化が社会に歪みをもたらした害を説き保護主義の可能性を論じます。

トッド氏が例を挙げるのが、150年前のドイツの宰相ビスマルクがとった保護主義です。当時ドイツは、産業革命で勢いずくイギリスの輸入品で国内産業が衰退していました。そこでビスマルクはイギリスからの輸入品に高い関税をかけます。その後国内産業が復活し、経済が活性化して各国との貿易も増えていきました。このように保護主義は鎖国とは違います。自由貿易全盛の現在、保護主義に対する理解は不足していますが、保護主義には大きな可能性を感じます。築地市場の再生を考える上でも、トッド氏の保護主義に対する考えは大変参考になると思います。

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  • Author:tsukiji-okami